02
備忘録。
元々障がい者に対するイメージは自分の中であやふやだった。
公の場で見かけた時。
身体の場合は、「かわいそうだな」とどこから目線か分からないが同情していた。
精神の場合は、…正直不快に思っていた。
先程、ある演奏家のTwitterにて、そういった方たちのいる施設で演奏したという画像つきのツイートを見かけた。
その画像の中には、カメラに背を向けてしまっている人、穏やかに笑顔を見せる人、など様々な形で障がい者の方々が写っていた。
それとともに、施設のスタッフ…介護をされている方?や、演奏された方の姿。
ふと、考えが改まった気がした。
それは、3時間以上苦しんでいる腹痛により弱った精神が、グラついているからなのか
それとも
それとも。
けれどきっと、次、街中で障がい者を見かけた時、感じ方が変わっているなんて可能性は低いんだろう。
21年付き合ってきた自分に対して粗方の予想がついてしまう。悲しい。
しかし、
1週間前の自分からは想像できないような精神状態にいる。良くも、悪くも。
まだまだ予測不能な部分の可能性を信じ、
この備忘録を書く。